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医学部合格をめざす苦手科目克服のための勉強法

  • 2025年9月8日

いよいよ夏休みも終わり、入試本番まであと4か月ほどとなってきました。
この夏休み、皆さんは「苦手科目」克服できましたか?

「他の科目に比べてちょっと苦手」くらいであれば得意科目でカバーすることができるかもしれませんが、極端に苦手な科目があると合格は厳しくなります。特に私立医学部の場合は受験者数が多いため、合格ラインギリギリで勝負する受験生にとって、たった1問解けたか解けなかったかが合否に大きく影響するでしょう。

そこで今回は苦手科目の克服方法についてお伝えします。
苦手科目ではなくても、特定の単元に苦手意識を持ってる方(例:物理自体は苦手ではないけれど「波動」だけ点数取れないなど)にも役立つ内容です。
高2生以下の方もぜひ最後まで読んでみてください。

1)なぜ苦手意識が芽生えるの?

「苦手科目がある」という生徒に、「なぜ苦手になったのか」を聞いてみると次のような声をよく耳にします。
・勉強してもよく分からないから
・その科目を担当する先生が嫌いだから(←結構これが多いですね)
・その科目自体に興味を持てないから

他にもいろいろありますが、最終的には「やっても点数が取れないから」というフレーズに行きつきます。

2)点数に結びつかない主な理由

では、なぜ「やっても点数が取れない」のでしょうか?

主な理由として以下の3つに分けられます。
① 基礎力不足: 単語や公式などを正確に覚えてない。
② 理解不足: 公式、定義・定理、現象などの基本事項を覚えてはいるが、なぜそれが成り立つのか、どうしてそうなるのかを理解してない。
③ 演習量不足: ①、②で覚えたこと、理解したことを使いこなせるようになるまで練習をしてない。

おおよその生徒がこれらのどこかで躓いています。
「やっても点数が取れない」のは、この①~③のどこで躓いているかが分かってないからです。そして闇雲に時間と労力だけを費やし続けることになります。

3)苦手科目克服のための7箇条

ここでは苦手科目を克服するためのポイントを7つ挙げました。題して「苦手科目克服のための7箇条」です。(そのままですね…)

1、学校や塾・予備校の先生に聞く

上で述べた3つの理由の中のどこで躓いているのかを客観的に見てもらい、そこから修正するようにしましょう。
その科目の先生が嫌いな場合は螢雪会までぜひどうぞ。あなたに合う先生がきっと見つかります。(ちょっとだけ宣伝です)

2、毎日やる

苦手だからこそ毎日コツコツとやるようにしましょう。「継続は力なり」です。最初は短い時間の積み重ねでよいです。「塵も積もれば山となる」です。

3、暗記モノはテストと「覚え直し」までを1セット

テストをすることで覚えたかどうかの確認を必ず行いましょう。ただ教材を眺めているだけでは定着しません。「テストをする」という行為が「覚えなければいけない」という意識につながります。
具体的な暗記の方法などについては、またいずれあらためて書きたいと思います。

4、繰り返し実践する

人間は「忘れる生き物」です。どんなことでもそうですが、定着するまで、身に付くまでには繰り返しの訓練が必要です。
これについても、暗記の方法と合わせていずれあらためて書きたいと思います。

5、スモールステップを踏む

着実にできることを増やしていきましょう。少しずつでもできるようになってきているという実感がモチベーションのアップにつながります。そして、成功体験が多ければ多いほど自信につながっていきます。

6、難しいものに早くから手を出さない

特に高3生・既卒生の方、気持ちは分かりますが、少し手ごたえを掴んだからといってすぐに入試レベルの問題に手を出すようなことはやめましょう。確固たる学力を手に入れるためには基本的な内容を固めるのが最も重要です。基礎がグラグラする土台の上に積み上げてもどこかで倒れます。

7、諦めない

そもそも苦手科目です。他の科目に比べると-(マイナス)からのスタートですから、できるようになるまでにはそれなりの時間がかかります。でも、最も伸びしろがある科目でもあります。
すぐには結果に繋がらないかもしれません。入試が迫ってきている状況で特定の科目だけに時間は割けないでしょう。けれども諦めるとそこで終了です。根気強くやり続けましょう。

4)最後に

ここまでお読みいただければ分かる通り、苦手科目を克服するには時間と労力がかかります。ですので極端に苦手意識を持つ前に手を打つ必要があります。
高2以下の学年の方は、「最近伸び悩んでるなぁ」とか「なんとなく腑に落ちないなぁ」といったところがあれば、まずは誰かに質問しましょう。学校の先生でも、塾や予備校の先生でもよいでしょう。

そして、その「ほんのちょっとの不安」をその場で解決していくことが苦手意識を生まないために最も大切なことです。
人に聞くことは、恥ずかしいとかネガティブな印象を持つようなことではありません。得点が足りずに不合格になってしまうことの方がよっぽど辛いと思いませんか?悔しくありませんか?人に聞くことは最も早く解決できて、最も楽な方法ですよ。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。思い切って質問してみましょう。

高3生・既卒生で既に苦手科目があり、ここまでの内容に「なるほど」と思っていただけた方は、まずは上の7箇条を日々の学習に取り入れてみてください。まだ4ヶ月あります。少しずつですが成果に結びついてくるはずです。
  
今回はここまで。これを読んでくれた皆さんの目標が達成できるよう、お役に立てれば何よりです。
もちろん、私たちで良ければお力になります。ご相談、ご質問はいつでも承ります。ご興味ある方お待ちしております。
最後までお読みいただき、有り難うございました。

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医学部受験に強いプロ講師や現役医学生などが多数所属。生徒の個性に合わせた1対1の完全個別指導で医学部合格へと導きます!