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数学(小池 淳)

小池 淳

最終学歴:東京大学医学部医学科中途退学
出身高校:神奈川県立湘南高校

「数学学習7ヶ条」

1.定義を叩き込む。

定義に戻って考える習慣は非常に効果的であり、理系科目では必須です。しかし、なぜか高校以前では全く徹底されていないようで残念です。

2.記号の意味について、自分の言葉で説明できるようになるまで慣れ親しむ。

 

3.定理や公式は自力で証明できるようにする。

ここには応用問題の考え方や解法が凝縮されています。証明には複数の方法があることも多く、とても良い勉強になります。

4.視覚化を考える。

これが数学なのです。目に見えない自然の法則を視覚化するのが数学の役目です。また、グラフや図を利用することで問題の意味が視覚化されて、すっきり、気持ちよく解けるようになります。

5.好きになる。

「好きこそものの上手なれ」を現代語に訳してみて下さい。「詠嘆」の意です。

6.自然さと自由さを尊ぶ。

数学は考えられている以上に自然で自由なものです。こう感じることができれば、自ずと上達するでしょう。

7.暗記に頼らない。

「わからないから暗記する」は絶対に禁物です。わからないまま丸暗記したものは必ず忘れます。常に新鮮な気持ちで問題に取り組みましょう。

数学は一度理解すれば案外簡単で、その後しばらくはスラスラと学習が進むものです。わからないときはそこで焦ってはいけません。立ち止まって考えるもよし、指導を仰ぐもよし、とにかくわかるための努力が必要です。

決して暗記に逃げてはいけないのです。
わからないまま丸暗記した基本事項は、応用問題に当たった際に、それを構成している要素として抽出・認識できないことになるので、更なる暗記が必要となり、学習が非常に危ういものになってしまいます。これは絶対に避けなければならない勉強法なのです。

 以上の7ヶ条を踏まえて、数学の学習を確実な「理解の積み重ね」として進めましょう。そして、医学部入試における頻出分野である、微分積分(極限を含む)、線形代数(行列、1次変換)、場合の数、確率に自信が持てるようになれば、必ず数学では合格点が取れるようになるでしょう。