はる 講師 ＜東京大学理科三類１年＞ ８月分

８月も終わりが近づいてきました。小中高生の方は充実した夏休みを過ごせましたでしょうか？勉強も部活も遊びも、バランスよく楽しめているとよいですね。

 

私の方では８月頭にようやく夏休みが始まりました。東大の１年生は７月末に２週間に渡って定期試験があり、８月１日までキャンパスに通うことになるのです。最初に知ったときは「こんなに暑い時期にもキャンパスに通うの！？」と驚きました。しかしどうやら他大の友人も８月頭まで授業があったようなので、大学生の夏休みは８月に始まるものなのかもしれません。

 

さて、今回のコラムでは東大生の夏休みについてお話ししたいと思います。

 

東大１年生の夏休みは８月と９月の丸２ヶ月です。「宿題もない丸２ヶ月の夏休み」なので、人生最大の夏休みになりそうです(笑)

 

先輩方のお話によると、理科三類の学生は医学部進学後には長期休みがあまりないそうなので、特に１・２年の夏休みを充実させたいところです。

 

周りの理三生を見ていると、旅行や帰省、部活の合宿で各地を訪れている人が多い印象です。ちょうどコロナによる制限が緩和されたこともあり、様々な場所に足を運んで東京ではできない体験をしているようです。私の学年は高校３年間にコロナ禍が被ってしまってあまり遠出ができなかったもので、その分だけ今年の夏休みを楽しんでいます(笑)海外滞在をしている人も多く、アメリカ、韓国、中国、インドネシアなどと色々な国の話が耳に入り、聞いているだけでもワクワクしてきます。

 

また、留学準備を進める人や資格の勉強をしている人もいるようです。特に留学については東大が”Go Global Gateway”という制度を設けており、多くの機会が与えられています。とはいえ、自分で下調べをして申し込まなければならず、積極的に行動しなければなりません。計画的に準備を進めて自己研鑽を続ける彼らには頭が上がりません。

 

かくいう私はというと、合宿や旅行の計画を色々と立てています。先日は期末直後にディズニーランドに遊びに行きました。（かなり近場ですが(笑)）しばらく訪れていなかった上に、今年は東京ディズニーリゾート40周年だったので、いつも以上に特別感がありました。生憎のお天気でしたが、その分夏休み期間の割にはすいていて、思う存分楽しめました。「ディズニーに気軽に行ける」というのが東京の大学生の特権だと耳にしたので、次回はさらにすいている時期に訪れてみたいと思います。

 

今回のコラムはここまでとさせていただきます。最後までお読みくださりありがとうございました。実りある夏休みをお過ごしください。