• 医学部・難関大に強い!プロ講師・現役東大生による完全個人指導塾

受験や学習に関するお悩み、入会をお考えの方はこちらフリーダイヤル 0120-3150-549:00~22:00[月~土曜日]
9:00~18:00[日曜日]
(年中無休)

はる 講師 <東京大学理科三類1年> 6月分

Pocket

梅雨入りし、じめじめとした日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

多くの学校では中間テストも終わり、ひと段落ついた頃かと思います。私自身も6月頭に大学の中間試験を終え、ほっとしているところです。

 

今回のコラムでは、学校のテスト勉強の始め方についてお話ししたいと思います。

 

テスト対策と聞いて、何が頭に思い浮かぶでしょうか。教科書の範囲を確認して暗記したり、問題集の対応箇所を解き進めたり、課題を終わらせたり……。人それぞれ、十人十色の対策の仕方や勉強の工夫があると思います。

 

そんな中、私がテスト対策する時に最初に取り掛かることは、「計画」です。

 

テスト対策を始める時、とりあえず闇雲に学習を始めてしまうと、先行きが見えずに対策が不十分なままテスト当日を迎えることになってしまいます。その一方で、あらかじめ目標達成に必要な計画を立てておけば、順調に対策を進められているか確認できます。毎日、自分の進捗と計画を照らし合わせ、「遅れているから今日は頑張って予定に追いつこう」「今日は予定よりも早く進められたから、追加で苦手分野の復習をしよう」といった調整をすることもできます。こうすることで、目的意識をもって勉強でき、効果的に学習を進めることができるようになります。

 

また、「どうやって計画を立てるのか」ということも大切です。人それぞれ自分に合ったやり方があるかと思いますが、今回は私なりの「テスト対策計画の立て方」をご紹介したいと思います。

 

まずは試験範囲全体を俯瞰して、対策として何をやらなければならないのか、何をやりたいのかをしっかり把握することが必要です。目標を達成するためにやるべきことを、優先順位をつけてリスト化することが、試験対策の第一歩だと思います。こうすることで、自分の現状と目標までの距離を明確に掴むことができます。

 

やることの一覧表ができたら、やること一つ一つにかかるはずの時間と試験までに勉強できる時間を予想して計算します。そして、優先順位の高いものから順に、1日ごとにタスクを割り振っていきます。こうすることで、実際に対策を進めていくときに、自分が予定より進んでいるのか遅れているのかが客観的にわかるようになります。また、毎日のやるべきことが明確になるので、ずるずると終わりなく学習を進めることがなくなり、モチベーションを保ちやすくなります。

 

以上、私なりの試験対策の始め方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。もちろん人それぞれのやり方がありますので、一例として参考にしていただけますと嬉しいです(かくいう私自身も大学の試験対策に苦闘しました。学生と試験は切っても切り離せない関係にありますね……。なんとか効率的に学習を進め、他の活動との両立を図りたいところです)。

 

私のぼやきはさておき、少しでもみなさまの役に立つことをお伝えできていますと嬉しいです。