小学生向け 理科の学習の進め方
中学受験のための理科の勉強法は、例えば用語を丸暗記するような方法では決して身につきません。自然現象などに対する疑問や関心を持つことによって、本質を見抜きたいという意欲が湧き、そのことが中学受験のための理科の勉強法につながるのです。
小学生の理科の問題では、ものごとを観察する力や事実→仮定→実証という流れを導く科学的な思考力が求められます。難易度の高い小学生の理科の問題になると、これらの力がなければ正解を出すことが極めて難しくなります。
当会では、理科のおもしろさを伝えつつも、観察力や計算力を磨き、さらに論理的な思考力に重点を置いて指導することにより、中学受験の理科の勉強法を着実に自分のものにしていただきます。
また、中学受験の理科のために塾に通って勉強を進めている方々は、ひたすら暗記を要求したり、類似した問題を繰り返し演習したりするような膨大な量の宿題に悩まされる可能性があります。その塾においては、このような膨大な量の宿題を一つ一つクリアしていくことが求められますが、貴重な勉強時間を理科だけに割くことはできません。しかしながら、中途半端に勉強しても試験で点に繋がらないかもしれません。
当会では、塾の問題を一つ一つクリアするための指導も行なっておりますが、その際には、塾の膨大な量の宿題の中から、本当に必要な問題に焦点を当てて、中学受験の理科において合格点を取るための学習を効果的に進めることができるよう最適にナビゲートいたしております。
学習の進め方 総評
理科は、
①基礎的な知識を暗記することが主である単元、
②基礎的な知識を暗記することも必要であるが、それらの知識を使って分析したり、計算したりする応用力も習得しなければならない単元、
③暗記すべき知識はそれほど多くないものの、より一層応用力を習得しなければならない単元
に分かれているため、それぞれの単元の特性を理解して、それに応じて勉強法も適切に選ばなければなりません。
①に該当するもの:生物分野の植物・動物・人体、地学分野の地層、実験器具の使い方など
②に該当するもの:地学分野の気象・天体・太陽、化学分野の水溶液の性質・気体の性質・燃焼、物理分野の音・光・電流など
③に該当するもの:化学分野の溶解度・中和反応、物理分野のばね・てこ・輪軸・滑車・浮力・物体と運動など