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朝日小学生新聞

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東大蛍雪会では、 朝日小学生新聞に「中学受験コラム」を連載させていただいております。
志望校合格を目指す小学生の生徒様が中学受験を乗り切るためのコラムです。

第167回 2020年7月:「7月の勉強法」

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東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:中野 友梨
現在の所属名:東京大学文科Ⅲ類2年
出身高校名:私立桜蔭高校
出身中学校名:私立桜蔭中学校
本文タイトル:7月の勉強法

2021年も下半期に入り、いよいよ入試の「天王山」と言われている夏休みがやって来ます。今回は夏休みが始まるにあたって意識してほしいことをお伝えします。

夏に大事になることは主に二つ、学力の土台を作ること、そして志望校選びの軸を持つことです。

一つ目の学力の土台を作ることについてです。夏休みが終わると、時間を測って過去問に取り組み始める人も多いでしょう。その点で、夏休みは幅広く知識や応用力を身につける最後のまとまった機会となります。夏休みの時点で過去問に出てくるような難しい問題を全部解ける必要はありません。塾で今までに解いた問題の復習を行ったり、学校からの夏休みの宿題を見直したりして、様々な問題に挑戦してみましょう。今までのコラムでも自分の強みや弱みを知っておくとよいという話をしましたが、この時期には特にそれを意識することが大切です。夏休みには自分の勉強をする時間も取れるので、得点になるところを見極めるために自分のことはよく知っておきましょう。

二つ目の志望校選びの軸を持つことについてです。秋からは学校説明会など、志望校決定の大きなきっかけとなるイベントがあります。それまでに、共学校と男女別学どちらに進みたいのか、自由な校風がいいのか、気になる部活動があるのかなど、自分がどのような学校に進みたいのかについて、一度書き出してみましょう。もちろん直前まで考えることは大切ですが、一応の志望校を決めてしまいましょう。この時期にどのような学校を受けるかが決まっていると勉強に対するモチベーションが上がり、その学校の入試問題の形式にも興味を持って対応することができます。自分が受けたいと思える中学をたくさん探してみましょう。

受験に向けての追い込みが求められるこの夏、きついと思う時もあるかもしれませんが自分の目標を見つめて努力することは必ずよい経験になるので、体調に気をつけて頑張りましょう。