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森 文実講師 <東京大学文学部4年> 3月分

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こんにちは!3月も下旬に入り、ようやく気候も春らしくなってきましたね。私は今月の26日に大学の卒業式があるのですが、ちょうど本郷キャンパス内の桜も見頃を迎える頃なのではないかと楽しみにしています。

さて、今回は卒業の季節ということで、今から5年前、私が高校を卒業したときのことをお話ししたいと思います。高校の卒業式の際、私は東大の理Ⅱの試験に落ち、理系の私大に進学するか、浪人して文転し再び東大を目指すかの二択で迷い、進路未定のまま高校を卒業することになってしまいました。

優柔不断な私を心配してくれた友だちや先生、家族にたくさん相談に乗ってもらったのですが、その中でとても印象に残る言葉がありました。それは、当時の高校の担任の先生に言われた言葉です。両親を含む周囲の大人たちにはこのまま理系の私大にいく方がよいとアドバイスされることが多かった中で、その先生は次のような言葉をかけてくださいました。

今の自分の選択が正しかったかどうかを決めるのは、周囲の意見やその時点での損得感情ではなく、その後の自分自身の生き方である。進路を選択するという行為が重要なのではなく、その選んだ路をどう歩むのかが大切なのではないか。

この言葉を受けて、来年の受験や就職の不安に振り回されず、今自分が素直にやりたいことをやってみようという決心がつき、私は大学に辞退届を提出し、浪人生活を送ることになりました。翌年東大に合格するまでは、周囲の人に浪人しなければよかったのにと言われることや、自分でも浪人したことを後悔しそうになることがあったのですが、その度に上記の言葉を思い出して頑張ることができました。

4年間の大学生活を終えこれから大学院での生活が始まる今、あの時の選択が正しかったかどうかはまだわからないというのが正直なところではありますが、今後も自分のペースで自分の納得のいく生き方ができればいいなと思っています。もし今、進路について悩んでいる方がいらっしゃるとしたら、どんな路を選んだとしてもその後の自分の生き方次第でいくらでも未来は変えられるんだと、少し肩の力を抜いて自分が納得できる路を選んでもらえればいいなと思います。

このようなコラムを執筆するのは初めてだったこともあり、拙い部分も多々あったかとは思いますが、1年間お付き合い頂きありがとうございました!!