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鈴村 考史 講師 <数学科・化学科・生物科>

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先月の堀田講師のコラムに関連して、エアクラフトのお話を。

今年度の愛知医科大学の二次試験で、面接官がこんな質問をしたそうです。

「あなたはパラグライダー的な人間ですか?それとも飛行機的な人間ですか?」

パラグライダーは、風を読み、捉え、うまく流れに乗って飛ぶもの。一方で、飛行機は、巨大な機体にエンジンが積まれ、逆風の中を自力で進んで行くものです。

日ごろ受験の指導(特に化学・生物)をしていて強く思うことは、教科書レベルの単語や基礎的な内容を粘り強く暗記していって欲しいということです。毎日コツコツと基礎問題集を解き、教科書を読む。これを繰り返して欲しい。しかし、一般的に丸暗記なんかじゃ入試を突破するのは無理だと言われますし、私も同じ意見です。

では、どういう意味で暗記を頑張って欲しいのかというと、入試レベルの問題というのは、「基本を完璧に固めた上で」総合的に知識を活用する学力が求められているからです。

基本的な内容を必死に覚えている時期は、粗削りな知識をたくさん背負って進む飛行機。せっかく覚えたと思っていても、模試で点数が取れなくてションボリ・・・逆風のなか地道な努力もやる気が起きなくなるかもしれません。でも、そこは踏ん張りどころ。教科書の内容がおよそ暗記できてくると、入試レベルの問題でもすらすらと理解できるようになってきます。必死に覚えてきた知識が脳神経のように縦横無尽に連絡し合い、無駄な知識はシェイプアップされ、どんどん身軽になっていきます。ここまで来ればしめたもの、もはや巨大な機体はパラグライダーのように軽くなり、エンジンも必要ありません。うまく風に乗り、目的地まで滑空するだけです。

受験勉強はそれほど難しいものではありません。必要なのは、絶対に志望校に合格したいというモチベーションです。私は、一講師として、飛行機をパラグライダーに改造する手助けをし、みなさんを目的地まで運ぶ追い風でありたいと思っています。