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辻野 満 講師 <東京大学工学部4年>

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この7月の三連休に、サークルの先輩や後輩の計16人の大所帯で「日本で一番高い山」に登ってきました。目的は御来光を見ること。夜に5合目を出発して、寝ずに登り続け、朝日を頂上で見よう、という計画でした。

実は、去年も同じ時期に登っているのですが、そのときは最悪の天候だったため、山頂から見える景色は雲の中の真っ白な世界だけ。そこで次こそはと、ついに「富士山に二度登るバカ」をやってしまったわけです。

今回はというと、最高の天候。風、雲は殆どなく、どこからでも、綺麗な星空と麓の景色がきらきらと見えるのです。ときには山中湖あたりで行われていた花火を上から見下ろしたりしながら、ゆっくりと歩を進めました。

結局、時間が間に合わずに、山頂で御来光を、という夢はかなわず、9合目を少し超えたあたりでそれを迎えたのですが、何よりも無事全員が登り切ったことが嬉しかった出来事です。とはいえ、初めて見る御来光の美しさも、やはり忘れられないものでした。

さて、この登山にあたり、いろいろ調べたのですが、富士登山の歴史は古く、平安時代には修行と称されて、もう登られていたそうです。江戸時代には一般人の登山も流行し、「富士に登らないバカ、二度登るバカ」という言葉はこの時代から存在したといいます。

千年以上の月日が流れても、やはり、美しいものは美しく、高い壁を征服したい、という気持ちは共通しているのでしょうね。そのおかげで、道ができ、楽に登ることができるわけでもありますし。

今回の登山メンバーは、同じサークルの20歳から29歳のメンバー。このジェネレーションギャップという言葉に支配されそうな年齢差を吹き飛ばし、新しい人間関係を築けたのも、やはり、長い人間の歴史を目の当たりにしてきた富士山だからこそなせたのかも、なんて、無神論者の僕でも感傷に浸ってしまった、そんな夏の日でした。

登山、いいですね。はまりそうです。