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平井 結希 講師 <東京大学薬学部3年>

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年が明け、受験・卒業・旅立ちの日が近づいてきましたね。

今日は以前に私が体験した、「旅立ち」にまつわるほんのり心温まるストーリーを紹介したいと思います。

それは一昨年の6月の出来事でした。

私が以前住んでいた場所の最寄駅前に、つばめが巣を作りました。

私は大学への登下校の際、ほとんど毎日のように巣の様子を見ていました。はじめは親鳥だけであったその巣ですが、数日するとヒナが卵からかえりました。

ちょうどその前日に起きた、あの秋葉原無差別殺傷事件で気分が落ちていた私は、それを見て少しあたたかい気持ちになりました。

それからつばめのヒナたちは、親鳥に守られながら、すくすくと大きく育っていきました。

そしてある日の朝、いつものように駅に行き、いつものように巣の様子を見ようとしました。しかし、そこには最早つばめの巣はありませんでした。

私は一瞬真っ青になりました。

誰かが巣を壊したのではないか、と。あの親鳥やヒナは無事なのか、と。

しかしよく見ると、巣のあった場所には小さなメモ紙が一枚。そこには、つばめのイラストとともに、こう書かれていました。

「つばめは無事、巣立ちました。 6/18」

それを見てほんの少しだけ寂しくなると同時にとても嬉しい気持ちになりました。ヒナたちは無事に巣立ちを終えたのです。

私が現在担当させて頂いている生徒さんの中にも、今年高校卒業を迎え、ここを巣立っていく生徒さんがいます。長く担当させて頂いていただけあり、とても寂しい気持ちになると同時に、巣立っていく彼女の成長を感じ、とても嬉しい気持ちでいっぱいでもあります。ヒナたちの巣立ちを見たときと同じような、あたたかい気持ちです。

同様にこの春卒業を迎え、螢雪会を巣立っていく生徒さんも多いことでしょう。

その皆さんにも卒業後、あのヒナ鳥のように力強く羽ばたいて、新しい生活の中で頑張っていってほしいと思います。