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中野 友梨講師 <東京大学教養学部学際科学科3年> 3月分

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みなさん、こんにちは。ついに私が担当するコラムも最後となりました。長いようで短い1年間でしたが、お付き合いくださり、本当にありがとうございました。

 

今回は最後ということで、自分にとって大学受験、そして大学生活がどのようなものだったかを振り返りたいと思います。

 

まずは大学受験のことからお話をします。私にとって実のところ、大学受験はそこまで大変なものではありませんでした。それは決して私が優秀だから、というわけではなく、「目標に向かって正しい道筋で進んでいく方法」にアクセスできたからだと思っています。

 

東大螢雪会にも生徒として高校1年生から通っていましたし、ありがたいことにその他の塾にも通わせてもらっていました。やるべきことをコツコツやることが性に合っていて、それ以外のことよりは勉強が得意だった自分にとっては、かなりフィットしていたのだと思います。

 

大学受験が終わって久しいですが、あらためて振り返ると、努力の仕方を自分が身につける機会になったのは大学受験だったと感じます。

 

一方で、大学生活は大学受験とは全く異なり、目標を自分で選び取るところからのスタートでした。どの授業を履修し、レポートのテーマは何にするのか、というところから、サークル、アルバイト、就職先など、常に自分がやりたいことは何なのかという自問自答の日々でした。

 

自分で自分の道を切り開いてきた経験がほとんどない自分にとっては苦労の連続でしたが、3年間大学に通うことで、ずいぶん落ち着いて考えられるようになったと思います。

 

そしてどちらにも共通するのは、人のサポートなしには成立しなかったということです。友人や家族、先生など、自分が好きなことに熱中できる環境は、ひとりではで決して作り上げられるものではなく、周りにはとても感謝をしています。

 

来月から進級・進学し、新しい環境に飛び込むという方も多いと思います。私が経験したように、大きな環境の変化もあるかもしれませんが、それは成長のチャンスです。まずは目の前のことを全力で楽しんでくれたら嬉しいです。

 

あらためてこの1年間、ありがとうございました!