講師コラム

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当会で活躍する講師たちは日頃どのようなことを考えているのでしょうか。 自らの指導法のこと、受験のこと、そして担当している生徒のことなど。 多忙なスケジュールに追われる彼らのコラムをご紹介いたします。

野沢 健児 講師 <物理科・化学科>

2009.04.20


理系離れ。そんな言葉を最近よく耳にします。つい先日も、「生徒は自分の授業が好きだ」と感じている高校の理科教師の割合に関する記事を目にしました。その割合は30%程度であり、小・中学校の60%程度に比べても際だって低い、というものでした。生徒に、ではなく先生に質問しているところがユニークだとは思いましたが、これは高校の理系講師の苦悩ということなのでしょう。授業に生徒が興味・関心を示さない。講師としては独り相撲をとっているようなもので、悲しい状況です。


そんな中、若田光一さんが国際宇宙ステーションからのライブで、母校の九州大学の医学部百年講堂に集まった子供たち約450人と交信をした、というニュースが流れました。子どもたちは、宇宙での生活に興味を持ち、若田さんにいろいろな問いかけをしていました。「宇宙での満腹感は地球と違うのか」、「無重力でくしゃみをするとどうなるのか」など、おもしろい質問もありました。そのときの経験を子どもたちは楽しい思い出として生涯忘れないでしょう。


高校生が理科に興味がないわけでは決してないはずです。理科は身の回りにあふれていて、私たちの最も身近なことがらを扱っている教科なのですから。桜の花、自動車、マーガリン、そして太陽。すべて理科です。流氷もライオンもオーロラも化石も、セメントも東京タワーも洋服も、細胞も、超新星も、ブルーレイディスクも、チーズも…。ほら、理科だらけじゃないですか。だんだん勉強してみたくなってきましたよね。

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